英単語「much」の意味や使い方をわかりやすく解説します。
「much」の意味と使い方
「much」は主に「たくさんの」「多量の」という意味を表し、数えられない名詞（不可算名詞）を修飾する際に用いられます。例えば、「much water（たくさんの水）」のように使われます。また、程度や度合いが「非常に」「大いに」といった意味合いで副詞としても機能し、「I like it very much（とても気に入っています）」のように動詞や形容詞を修飾します。比較級や最上級を強調する際にも用いられ、「much better（ずっと良い）」のように使われます。
「much」を使った例文
例文：I don’t have much time. (時間があまりありません。)
解説：muchは主に数えられない名詞(ここではtime)の量を表す際に使われ、「たくさん」という意味ですが、否定文や疑問文では「あまり～ない」という意味になります。肯定文ではa lot ofやplenty ofがより一般的です。
「much」の類義語と使い分け
「much」の類義語は、量が多いことを表す「a lot of」「a great deal of」「plenty of」などがあります。「a lot of」は可算名詞・不可算名詞どちらにも使え、口語的です。「a great deal of」は不可算名詞にのみ使い、よりフォーマルな印象を与えます。「plenty of」は必要量以上にあることを示唆し、「たくさんある」というニュアンスが強いです。例えば、「I have much work to do.」は「I have a lot of work to do.」や「I have a great deal of work to do.」と言い換えられますが、「I have plenty of work to do.」は「仕事が有り余っている」というニュアンスになります。
「much」の反対語と違い
「much」の反対語は文脈によって異なります。「量が多い」という意味なら「little」や「few」が反対語です。「little」は不可算名詞に使い、量が少ないことを、「few」は可算名詞に使い、数が少ないことを表します。例えば、「much water」に対して「little water」、「much books」に対して「few books」のように使い分けます。「much」が程度を表す場合は、「little」が反対語になり、「much better」に対して「little better」のように使います。
英単語「much」の意味や使い方をわかりやすく解説しました。
